全館空調方式と機械換気方式

全館空調方式

近頃では、一戸建てでも普及が進みつつある空調方式として全館空調方式があります。しかし、室内の環境を快適にするためには、空調そのものももちろんですが、換気というのも必要となります。換気は、濁った室内の空気を排気し、新鮮な空気を給気することで、空気を入れ替えることです。換気の方式には、自然換気と動力を利用した機械換気の二種類があります。自然換気とは、室内と室外の気圧差や風圧などの自然の力を利用して給気・排気を実施する換気方式のことで、動力を利用しませんので、ランニングコストが発生せず、騒音がありません。しかし、自然現象を利用しているので、換気コントロールが比較的難しく、最近の高気密住宅では、逆に換気量が不足してしまうデメリットも起こりえます。

機械換気方式

一方で、機械換気方式は、換気扇などを使って、室内の空気を強制的に換気する方法です。安定した給排気を常に行うことができ、換気量もある程度しっかりとコントロールすることが可能です。近頃特に、冷暖房時のエネルギー効率を高めるために、高気密・高断熱住宅が増えてきましたので、自然換気だけでは、室内の濁った空気が抜けにくくなってきています。ですので、計画的な機械換気が必要となってきました。しかしながら、自然換気とは違って、動力のランニングコストが発生し、騒音などが発生する可能性があります。

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